2017年 05月 11日
春の庭のいきもの
引越し前から生えていたので名前も分からない庭の木が、ここ2~3年でめきめき大きくなって夏の太陽を優しく遮ってくれるので、傘いらずで過ごせるようになりました。
急に成長するのは植物も人間も同じなんだな。
そんな新緑に惹かれるように帰宅後はいつも庭に出る子どもたち。
庭先にて、しゃがみこんで何やらずっと覗き込む長女。
ただ今花壇のレンガの下で爆発的に増殖中のダンゴムシです。
ジメジメの土に落ち葉に庭の苺を整えて飼育するそうです。ダンゴムシのおなかを見たら、卵を抱えているメスが三匹いるとか。
昨年植えた檸檬の木にアゲハチョウの卵を見つけました。
親でしょうか。四時間くらいこうして葉の陰で体を休ませていました。産卵を終えて疲れたのかと勝手に推測してみたり。
外壁にも。これはルピナスにいた幼虫が蛹になるためにここに来たよう。モンシロチョウに似ているけど、ルピナスを食草としていたから、別の蝶だと思います。
こんな目立つところで・・・と心配していたら翌日にはいなくなっていました(涙)。庭にはアシナガバチがよく来るのですが、一昨日、幼虫を狩って、その場で食いちぎっていく様子を次男と観察しました。
虫なので姿は小さいけど、獰猛さは肉食動物と変わらない迫力です。この子もひょっとしたら餌となってしまったのかもしれません。
その日の夕食時、長女にその様子を報告したら、「蜂はね、食べてるんじゃないよ。体内に貯めて、肉団子にしてゲロゲロって吐いて、蜂の子にあげるんだよ。子育てしてるんだよ。」と言っていました。
出産も子育ても壮絶なのは、蝶も蜂も人間も同じです。