とりとめのない、記録しておきたい、子供たちのこと。
庭で、ゴミ袋いっぱい分の雑草を抜いている間
子供たちは、ミミズ、団子虫、尺取虫、かたつむり
正体の分からない幼虫、天道虫、などなど、色んなものを収集し
虫かごに入れたり、水の張った容器に沈めたりしていた。
虫の季節だ。
今日も息子は、幼稚園の帰りに、手のひらいっぱいの幼虫(たぶん、15匹くらい)
をつかまえて、持って帰ってきた。
途中、おかあさん、て、つなご、と言うので
彼の手を見たら、幼虫のうんちだらけで
葉しか食べていない糞だからそんなに汚くない(と思う)
と自分に言い聞かせるが・・・つ、つなぎたくない(笑)
と躊躇ったら、一生懸命、手をぶんぶん振って綺麗にしようとしていた。
ウエットティッシュで拭いて、手をつないで帰る途中
息子は、何度も、反対の手を開いて、虫をチェック。
手から出て行こうとするものは、つまんで戻す。
つないだ手から伝わってくる温かさから
ああ、虫はきっと今サウナ状態なんだろうなぁ、と想像する。
家について、虫かごに移したら
ぎゅっと握りすぎたのだろう、ほとんどが動かなくなっていた。 やっぱり。
今、息子がはまりにはまっている、食虫植物の絵本
すべて写真、リアルで面白い
子供たちは、虫を観察するのが好きだけど
私は、そんな子供たちを観察するのが好きだ。
基本的に、子供って可笑しい。
5歳の娘の最近のブームは、右と左、違う靴を履くこと。
今日も、幼稚園に、右はピンク、左はオレンジを履いて出て行った。
ちゃんと、右に水色、左にピンク、と言う風にローテーションもする。
隣を歩く息子は、大概、ズボンが前後ろ反対。
おまけに、ちらりと見えているパンツは裏表まで反対。
突っ込みどころが、満載すぎる。
「たべたものが~、わたしになる~♪」
上機嫌で歌っている。 結構な大声。
実家で、私の父と一緒に聴いていた、父が好きな歌の一部分。
気に入ったようで、このフレーズだけ、何度も歌う。
「おかあさん、また、ごにんかぞくになるといいね」
と娘が言った。
「そうだね、いつかそうなるといいね。
神様に、お願いしたらいいかな」
と返事をしたら
「まいにち、おねがいしとくよ。
だって、わたし、あかちゃん、だいすきだからさ」
ちょっと前まで、あなたが赤ちゃんだったのに。
と思うと、泣きそうになった。