エビがいたらしい。
はいつくばって、両手で水の中をかき回すけど、捕まえられず。
大きな遊具のある公園に来たけど、惹かれるのはこういう水場。
「おかあさん、ながぐつもってこればよかったね。」
うわぁ、と歓声をあげて驚いたのは、シロツメクサの上に一面茶色の葉っぱの絨毯。
振り仰ぐと、大きなメタセコイア。
「はっぱのないこうえんと、はっぱのないおにわと、はっぱのないようちえんになっちゃうね。」
あんなに力強い緑で溢れかえっていた公園が日に日に様変わりしていく様子に驚いていました。
でも葉っぱがなくなった枝の中には葉っぱの赤ちゃんが眠っていて、春になったら緑の柔らかい葉っぱがたくさん出てくるんだよ〜と話すと、ふ〜ん、と納得したような顔。
これは、メタセコイアの実。
木はあんなに大きいのに、実は小さい。
次々と拾い、最後は私のコートのポケット行き。
私の服のポケットは常に砂や木の実の破片などの残りカスで汚い…。
これはまた別の日の別の公園にて。
砂場で作ったドーナツとケーキ。
イチョウの葉、楠の実、トウカエデの葉、ナンキンハゼの実でデコレーション。
全て公園内に落ちていました。秋は楽しい。
4月の年中さんから幼稚園の入園が決まっていますが、子の体と気持ちの成長は著しく、家庭内で私一人では受け止めきれない時に、外の世界は優しく助けてくれます。
「おかあさん、みてて!」と常に後ろを振り返り、私が見ていることを確認する。
日中二人きりのせいか、なかなかのお母さんっ子に育っている次男。
年少さんにもなれば、友達とも遊ぶ年齢なので、家庭で見ていたらそのチャンスを奪っていると心配もあるのですが、月に何度かある幼稚園の未就園児のクラスで知り合った4歳児さん達と集まる機会での次男の様子を観察していたら、恥ずかしがりやなりにだんだんコミュニケーションが取れるようになり、友達と遊ぶ楽しさも感じ始めているみたいなので、ちょっと安心。
集団生活となると、また色んな問題も出てくるのでしょうが、どんなことになるのかは、「お母さん、先の心配ばかりしていても仕方ないですよ」と、その昔、長女の担任の先生に助言されたことがあり仰る通りだと未だによく思い出すので(そのくらい心配性)、4月の入園までの日々を期待と不安を抱えながら楽しく過ごしたいなと思っています。